書評

ノルウェイの森を読んでみた

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ブログで書評をするということは非常に難しい。

 

30歳を過ぎてからある程度「本を読む」ということに楽しみを見出しつつあるのだが、本を読んですぐ何か感想を言うということが出来ない。そして、そのことで自分は薄っぺらい人間なのだろうかと滅入ってしまうこともある。

世間が盛り上がりすぎているためあまり読む気が起こらなかったが、先日ついに村上春樹の本に手を出してみた。最初に選んだのは「ノルウェイの森」という、知らない人はいないのでは?というほどのベストセラーになった本をまず読んでみた。読み終えた後に嫁さんに「どうだった?」と言われたが、何だろう、、何もうまい言葉がすぐには浮かんでこないのである。

結局「中々面白いと思ったよ」としか答えられず、、やはりテレビやラジオなどのコメンテーターは聞かれたことに対してすぐに話を広げられる能力があり本当に凄いと感じる。

 

「ノルウェイの森」の感想としては、暗い沈んだ流れで進む物語であり、誰かの死や、築き上げてきたものが崩れ去るということに対する「虚無感」が強い。何かを失うことの連続であるが、それでも前を向いて生きていくしかないということを強く印象付ける作品である。暗いながらも前向きにさせてくれる本と言えよう。

スロットで負けた帰り道の「虚無感」、株価が一向に上がらず日々資産評価額が減っていく「虚無感」を感じつつも、それでも前を向いて強く足を踏み出すしかない。というのはまぁ冗談であるが、人生は何があろうが常に進んでいるし、飯を食わねばならぬし、立ち止まっていることなど出来ない。

私は「ハルキスト」ではないし、村上春樹の本はまだ3冊しか読んでいないが、村上春樹という小説家の本で初めて面白いと感じた本である。ノーベル文学賞候補と毎年のように騒がれるだけあるのかどうか、もう少し彼の本を読んでみたいと思う。書評がもう少し上達するためにも。

 

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