愛しのメガネっ娘
- 2018.01.30
- 株日記
結論から言うと、子どもが「遠視」であることが判明した。
先日のこと、子どもの3歳児検診を受診した。この検診では家庭で色々な検査を事前に行う必要がある。例えば耳の検査では、色々な絵が描いてある紙を見せながら、その中のひとつを子どもに向かってささやく。
(小さな声で)「ぞう」
そしてささやいた声を聞いて「ぞう」の絵を指せたら問題なしという具合である。
視力検査も同じで色々な絵が描いてある紙を見せて、遠く離れたところから答えさせる。両目、右目、左目の順に視力検査をすると、両目の時と右目の時は問題なく答えることが出来るのだが、左目の時は凄く嫌がっていて、きりんの絵を見て「ぞうかな?」と自信なさげに答えていた。
この時は視力が悪いのではなく、単純に検査に慣れていないだけとしか思っておらず、まさか「遠視」だなんて予想することもなかった。
そして後日、結局3歳児検診にて「強い遠視」との診断を受けた。紹介状を出すので早々に眼科に受診するようにとのことだ。
遠視とは?
そもそも遠視とは何かが良くわかっていないので調べてみると、
遠視とは、近視と同じく、眼の屈折異常の一つです。人間はものをはっきり見るために目の中の筋肉を使ってピントを合わせる動作をしており、これを「調節」といいます。“遠視は遠くがよく見える”とだけ思われがちですが、普段のリラックスした状態では、近くにも遠くにもピントが合っていない状態になってしまいます。はっきりとみるためにはより強い調節が必要となります。
特に子供はこの調節力が強いため、一見普通の生活をしているようにみえてしまい、遠視の発見が遅れてしまうことがよくあります。遠視でぼやけた見え方のままだと、眼からの刺激による脳の見る力の発達ができず、弱視になってしまいます。また人間の目は調節と輻輳(寄り目)が連動しているため、無理な調節を強いられることにより、内斜視を引き起こしてしまう事もあります。
【遠視の検査・治療】
遠視が疑われる子供には、調節を休ませる目薬を使って隠れた遠視を引き出し、正確な視力&屈折検査を行います。必要に応じて眼鏡処方などをして治療します。遠視は早く発見し、治療していくことが重要です。ふなこし眼科ペインクリニックより引用
自分も嫁さんも目は良い方なので、子どもの視力の悪さを疑ったことは無かった。子どもの見た目も全然普通で、今でもほんとに遠視か?と思うほどである。ただ思い当たる節も無くはない。
例えば、やたらつまずいたり、ぶつかったりする。単純に運動音痴でどんくさいだけかと思っていたが、この片目があまり見えていないということもあるのかも知れない。
虫メガネのようなメガネを掛けている子供を見たことはあったが、どういう症状でどういう治療をしているのかということまでは全く知らなかったが、色々調べてみると、遠視や弱視の治療でメガネを掛けているのですね。ホント自分が直面しないと色々と知らないことばかりです。
そして自分の子どもも恐らく確実にメガネでの治療になると思うが、何より本人が気にしないで頑張ってくれることだけを願うばかり。親としては治療の手助けをするだけしか出来ない。
この「遠視」というものは治るかどうかは不明であり、聞いた直後はさすがにショックだった。ただ今思えば、特に障害もない健康に生まれてきた子供の視力が多少悪いくらいで落ち込んでいたら、それ以上の様々な障害を持つ親御さんに失礼であろう。
とりあえず、今月15勝2敗と奇跡的な勝率を誇る株の利益で、子どもにメガネをプレゼントしようと思います。