リバウンドもトイレもポジション取り

リバウンドもトイレもポジション取り

 

資産評価額前回比 -117,200円

 

日経平均が20,230円、前日比+162.66円(+0.81%)と年初来高値を更新する一方で、我が持ち株たちはプラスどころかマイナスに沈む日には会社で働いている自分がバカバカしくなる。しかし今思うと会社で働いているからこそマイナスに沈んでいても平静で居られるのかも知れない。

会社の中では必死で働いている人もいれば、トイレで籠りスマホを眺める輩も多い。朝や昼飯後にトイレが一杯になるのはまだ分かるが、16時過ぎにトイレの大がすべて埋まっている我が職場は末期であろう。5つ大の個室があるが、その中の全員がスマホを片手に時間を潰していることは珍しい光景ではない。(スマホをしているかどうかは不明ではあるが)

そんなトイレでの出来事。

職場でよく行くトイレは小5人分、大5人分のトイレである。職場のトイレというものは顔見知りが多いため、用を足すときに隣に人がいると若干気まずいものがある。これが駅だったり高速道路のサービスエリアであれば赤の他人のため隣で用を足していてもそれほど気にならないものであるが、会社のトイレとなると微妙な顔見知りのため、できるだけ隣に人がいない状態で用を足したい。

と考えると、後から人が来たことを考えたり出来るだけ隣に人が来ないポジション取りが必要になる。いくつか場合分けをして考えてみよう。

 

例題(1) 入口 ○○○○○ 奥 (○…空席、●…自分、◎…他人)
誰もいない場合、●○○○○の位置に行く人は多いであろう。ただこの場合●◎○○○と後から来た人に隣を取られる可能性はゼロではない。基本的に相手も隣に来るということを避けることが多いが、パーソナルスペースが非常に狭い人は隣に来るものだ。そのため、以下の行動がベストとなる。

正解(1) 入口 ○○○○○ 奥 → 入口 ○○○○● 奥
こうすることで最大限の防御が可能となるわけである。

 

次にこちら

例題(2) 入口 ○○◎○○ 奥
この場合も基本的に●○◎○○と行く人は多いであろうが、最大の防御は入口から一番遠い席を確保することである。

正解(2) 入口 ○○◎○○ 奥 → 入口 ○○◎○● 奥

 

例題(3) 入口 ○◎○◎○ 奥
この場合は最悪である。どのポジション取りをしても隣に人がいる。ではその状況下の中でどこに行くかであるが、二人に隣接する真ん中に行くことはまずありえない。次に●◎○◎○か○◎○◎●の2択になるわけであるが、ここでどちらが先に用を足して去るかを考える。○◎○◎○という状況になるためにはいくつかのパターンが考えられるが、2番目のトイレに行くことはあまりあり得ない。なぜなら基本的に◎○○○○という状況であれば3番目か4番目に行くのが普通なのだ。

ということは○◎○◎○に至った経緯を推測すると…
1.入口 ◎○○○○ 奥
2.入口 ◎○○◎○ 奥
3.入口 ◎◎○◎○ 奥
4.入口 ○◎○◎○ 奥
という経緯を考えるのが自然だ。この場合右から2番目のトイレの方が早く空く可能性が高い。つまり
○◎○◎●に行く方がより早く隣の席が空く可能性が高いということである。

正解(3) 入口 ○◎○◎● 奥

 

ここまでは基本的な考えで分かってもらえるはずだ。では最終問題。

例題(4) 入口 ◎○○◎○ 奥
この場合はもはや諦めの境地である。もうどこに行こうが隣とのプレッシャーとの戦いであるが、今日はこのポジションを取られた。結局諦めて◎●○◎○という2番目のポジション取りをしたがこれは間違いだった可能性が高い。というのも先に用を足している二人が居なくなった場合○●○○○という体制になってしまう。これでは次に来た人にまた隣ポジションをとなれる可能性がある。

正解は以下の2択である。
入口 ◎○●◎○ 奥
入口 ◎○○◎● 奥

しかしながら「入口 ◎○○◎● 奥」これを選択することは手前に二つの空席がある中で敢えて一番奥のポジションを確保することはその隣の人に「なぜ?」と思われる可能性もあるため難しい。ということで正解は「入口 ◎○●◎○ 奥」になろう。

 

こんなくだらないことを考えている人は多分あまりいない。