イタリア第7章(イタリアを振り返る)
- 2017.12.20
- イタリア
イタリア旅行からおおよそ1年が経過した。「株」と「世界遺産巡り」と称して全く世界遺産巡りが出来ていない日々に嫌気がさしつつあるが、1年が経過したということもありイタリア最終編をようやく更新しようと思う。
~イタリア到着6日目の最終日~
何事も終わるということは寂しいものである。
最終日の日程はこうだった。
2016/11/04
・ROME 14:55発 → DUBAI 23:50着
・DUBAI 03:20発 → OSAKA 17:10着
ローマ(レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港)を14:55発という日程ではあるが、宿泊しているローマのテルミニ駅から空港まで電車でおおよそ40分掛かる。出発2時間前までに空港でチェックインするためには遅くとも12時にはテルミニ駅を出発しなければならないのだが…
ここは日本から約9,870kmも離れたイタリアである。そして日本語しかしゃべられない男が、予約していた飛行機を乗り過ごしてもみたら一大事ということで、ビビッて3時間以上前には到着していた。
結局レオナルド・ダ・ヴィンチ空港では時間を持て余し、最後までカプチーノを啜るのであった。
そして、ドバイで3時間半の待ち時間を経て無事日本へ到着した。
イタリアを振り返る
実は初めて一人海外旅行であった今回のイタリア。英語もろくに喋ることができない人間が英語も通じない国に、ツアーでも何でもないプランで旅行をするという行動に出られたのはやはりイタリアという国の持つ魅力的な建造物を見たいという好奇心のおかげであろう。
実際に行ってみて思ったことは数知れず。思いつくままに記していこうと思う。
建造物はどれも美しい
日本とは全く違う歴史の感じ方をする。建造物の大きさは日本では見ることができないものスケールのものばかりである。「コロッセオ」「サンピエトロ大聖堂」「パンテオン」「ピサの斜塔と大聖堂」「フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」は言葉にならないほどの迫力と美しさを肌で感じることができる。ぜひ足を運んでもらいたい。
料理はどこも美味しい
得意料理は?と聞かれれば「パスタ」と答えるほどのパスタ好きなのだが、今回のイタリアでは朝食を除く全部の料理は「パスタ」で通した。観光地の店も、路地裏の店も、店員がiPadでゲームしているお店もどの店も驚くほど美味しいパスタを提供してくれる。ワインも頼めば最高の気分になれる。
治安は悪くない
事前のリサーチでは「ローマはスリやひったくり巣窟」「テルミニ駅の地下鉄のスリ遭遇率100%!」などイタリア(特にローマ)は治安の悪さに注意を促す記事が多かったため地下鉄あたりは警戒MAXだったが、今回の旅では実際スリに遭遇したことは無かった。ただこれは運が良かっただけなのかもしれないし、実際の治安がそれほど悪いわけではないのかも知れない。そればっかりは分からないが、結論としてイタリアの治安に関して何も悪い印象を抱くことは無かった。
イタリア人はナンパ師
イタリア人は本当にナンパする。ローマの地下鉄ではイケメンが美女にナンパしていた。雰囲気から察するに「今日どこ行くの?」から始まり、最後には「Line教えてよ」的な事を乗車時間わずか5分程度の美女に対して巧みな話術を繰り出す。結局Lineをゲットしほっぺにキスをして電車を降りて行った。相当なものである。
Wifi、Googlemapは必須アイテム
今回の旅行は電車も5回、地下鉄も3回ほど利用したが、Googlemapは非常に便利である。〇〇駅から〇〇駅と入力すれば時刻表が出るし、徒歩・電車・バスなどの交通手段に応じた移動時間・ルートの表示ができる。WifiレンタルとGooglemapが無かったらと思うとここまで安心して旅行は出来なかったと思う。
英語を勉強しようと思う
この旅行でつくづく感じたのは、やはり海外旅行するなら海外の人とコミュニケーションを取りたいということである。ホテルやレストランなどでは本当に軽い会話しかできず、その度にもっと話せられれば楽しいだろうにと思うことは多かった。
イタリア語が出来たらもちろん最高なのであるが、まずは英語を身に付けようと思う。ホテルやレストランなどは英語は通じる。現在TOEICは5年前くらいに受験した570点が最高であるが、2018年の目標は800点!ということで来年は英語学習に目覚めたい。
イタリア観光スポットランキング
最後に、今回旅行した「ヴェネツィア」「フィレンツェ」「ローマ」の3都市で感動した建造物3位を紹介したい。
第3位「ピサの斜塔」
ピサの斜塔は大聖堂と鐘楼からなる「ピサのドゥオモ広場」が世界遺産として認定されている。傾いた理由は「地盤の土質が極めて不均質であった」ということで年月を経るうちに傾き始め、結果的には塔の南側が大きく沈下するという結末を辿る。
対峙した感想は「違和感」である。小さい頃からテレビや写真や模型などで見ていた建物が目の前にあるという、何とも言えない「違和感」を覚えた。また傾いた塔を登ることで三半規管を刺激された。
第2位「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」
フィレンツェの大司教座聖堂であり、「ドゥオーモ(大聖堂)」「サン・ジョヴァンニ洗礼堂」「ジョットの鐘楼」の3つの建物から構成され、世界遺産フィレンツェ歴史地区の一部として指定されている。何が凄いかというと何と言っても大きさである。石積み建築のドームとしては現在でも世界最大である。
ドームの高さは107mとビルの高さで言うと35階くらいであろうか。写真で見ると大きさが伝わらないと思うので、人間が写っている画像を見ていただきたい。
人間がゴミのような小ささである。
第1位「サンピエトロ大聖堂」
このイタリア旅行で最も感動したのがこの「サンピエトロ大聖堂」。バチカン市国にあるカトリック教会の総本山である。キリスト教の教会建築としては世界最大級の大きさを誇り、バチカン宮殿・バチカン美術館など国全体が「バチカン市国」として世界遺産登録されている。
大聖堂の大きさにまず圧倒されるが、大聖堂の中に入ってさらに圧倒させられた。どこを見ても細部まで完璧に作られているのにもかかわらず、圧倒的な大きさなのである。昔からダイオウイカなどの巨大生物に対して興味があったが、巨大建造物にも異様に興奮するようである。
サンピエトロ大聖堂の凄さは下記リンクの3Dストリートビューで見てみると美しさや迫力が10分の1くらいは伝わるのではないだろうか。
最後に
イタリアは本当にオススメです。歴史的建造物が好きな方はぜひ一度足を運んでみてください。今度はミラノに行きたいなぁ。
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