タンヤオを甘く見てはいけない

タンヤオを甘く見てはいけない

 

株式投資を始めて一番利益を出せた銘柄と言えば「トリケミカル研究所」なのだが、1/19(金)の引け後に東証一部へ市場変更することになったと発表した。株探ニュースはこちら

トリケミカル研究所という銘柄のおかげで株が上達したと言っても過言ではない。

2015年は8月のチャイナショックの大幅マイナスのところから奇跡的に年末にプラマイゼロ付近まで回復し、2016年は飛躍の年に!と意気込んでいた。そして業績を調べに調べてトリケミカルを2015年の12月に600円程度で10,000株買った。

これはトリケミカル研究所の週足である。

2015年末に購入し一時期740円まで上昇するも、2016年の2月12日にトリケミカル研究所はストップ安の381円を付けた。その日は前日の全世界株安の影響を受けると同時に、大幅な円高も相まって日経平均株価の下げ幅が一時800円を超える大暴落を起こした日でもある。

当時のことは今でも鮮明に覚えているが、地合いがとにかく悪く、連日起こる暴落に巻き込まれて自身の株価は大暴落を繰り返した。毎日会社で株価チェックをするのだが、毎日のように100万ほどの資産が溶けていくのをただ呆然と見るしかなかった。

やはり株は甘くはないなと思っていたところの業績絶好調のトリケミカルがストップ安を付けたのだ。

ちょうどその時は数日前にトリケミカルを損切りしていてこのストップ安を無事回避できたのだが、このストップ安を見た途端何かが舞い降りたのである。

 

このストップ安の381円を見てここしかないと感じた途端、倍の20,000株の成買注文を入れた。結局この日を境に株価は右肩上がりで上昇する。結局この2/12の381円を機に4,500円まで右肩上がりで上昇し続けた。テンバガー銘柄を掴んだのはこれが最初である。

ここでなぜ買えたか?と言えばたまたまというしかないが、数日前に損切りしていたからこそこのストップ安も冷静に見られていたのだと思う。そして業績優秀の会社も地合いには勝てないことは分かっているが、結局地合いによる暴落は急騰を伴う。ブラックマンデーも然りである。

そして先週末の2018年1月19日の金曜日の引け後、東証一部への市場変更を発表した。PTSでは+10%の4,840円を付けている。近日中に5,000円到達も現実味を帯びてきている。

5,000円到達したとしたら20,000株持っていれば1億円である。おおよそ800万で購入した株なので9,200万円浮くことになる。

 

そう、もしあの時売っていなければ、、、である。

 

あろうことか、381円から1,000円まで急騰した直後の停滞時にほぼほぼ全部売却していたのである。当時は1,200万も浮いた!!と歓喜していたが「毘沙門」という人間の小ささが垣間見える。

アカギのような狂気の沙汰を楽しめる男とは程遠い人間であろうw

 

まさにこんな感じ。

まだ今現在買い直して2,000株だけ持っていただけマシか。当時の10分の1しかないけど来週の月曜日が楽しみ!